私(副住職)はいつの日か千手院で護摩をしたいと、少しずつ護摩で使う道具を作ってきました。今回は、その夢がかない、少しずつ作ってきた道具たちも日の目をみることができました。
まずは、道場に入りきれない神々に供養をささげる神供(じんぐ)で用いる壇や、柄杓などもこつこつと作ってきたもの。
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護摩壇の脇机(わきづくえ)と、礼盤(らいはん)と呼ばれる座る畳の下の部分。
そして壇の上にある散杖(さんじょう)という、道場を浄めるための梅の棒。
梅は春先に切りとり、水につけて数日まっすぐに矯正、その後に皮を剥きます。
いつか護摩壇も作ろうと考えていたところに、護摩壇の寄進が決まり、うれしい限りでした。
今後も世界平和、万民豊楽を祈る道場として大切にしていきたいです。
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